アメリカの内戦 civil war 2008 4 18
最近のアメリカは、このように言われています。
クリントン政権は、金融マフィア政権。
ブッシュ政権は、石油・軍需マフィア政権。
順番から見れば、次の政権は、金融マフィア政権となる可能性があります。
そうすると、石油・軍需マフィア政権の人たちは、面白くないと感じるでしょう。
何しろ、ブッシュ政権が始まる時、「anything but Clinton」と言っていたぐらいですから。
そういうわけで、まだブッシュ大統領の任期があるうちに、
金融マフィア勢力の力を削ぎたいところでしょう。
そこで、ちょうどよいタイミングで、サブプライム金融危機が起きました。
これは、野球で言えば「敵失」でしょうが、
いずれにせよ、金融マフィア勢力の力を削ぐチャンスと言えるのでしょう。
一方で、「anything but Bush」と思っている人たちも多いでしょう。
これは、現代の南北戦争のようなものでしょう。
新大統領は、このようなアメリカの内戦を終結させることができる人がよいでしょう。
大統領選挙 race for Federal office(race for F) 2008 3 30
アメリカは、まだ大統領選挙の最中ですが、
新大統領が、どのような政策を打ち出すのか。
それを知るには、過去を振り返る必要があります。
言葉は悪いですが、よく言われていることは、
「クリントン政権は、金融マフィア政権で、
ブッシュ政権は、石油・軍事マフィア政権だ」と言われています。
こうした経緯があるので、
世界の多くの国は、新大統領に対して、
「くれぐれも再放送は、やらないでほしい」と思っているかもしれません。
そういうわけで、新大統領は、再放送ではなく、
「新しい番組」を、いや新しい政策を世界に放送(発表)する必要があると思います。
しかし、新大統領が、新番組(新しい政策)を作るのは、大変だと思います。
アメリカは、1990年代後半から、
まるで工業国家を閉店し、金融業に専念するかのように見えました。
だから、21世紀になると、アメリカには軍事産業しか残っていないので、
対テロ戦争という「国防バブル」で頑張るしかなかったのです。
ついでに、副業で、不動産業もやりました。
現在、看板だった「金融業」は、サブプライム危機で、大変なことになっています。
そうすると、もうひとつの看板である「軍事産業」でしょうか?
でも、世界の多くの国は、「また再放送か」と思うでしょう。
おそらく、新大統領に残された手段は、少ないと思います。
さて、どうする?